サラリーマンのうた~吾妻光良LIVE@大阪心斎橋BIGCAT(08/9/20)~
9/20(土)吾妻光良&スウィンギング・バッパーズLIVE@心斎橋BIGCATを聴いてくる。
前回、なんばで行われたライブはチケットが取れなくて残念だった。
開場前に、悠々と先頭にならんでいたスーツ姿の二人はしぶい!
とはいえ、客層は20~60代と幅広く、350人ほどの自由席は満席。
当日券もよくはけ、立ち見も10人強はいるように見えた。
グッズ販売はタオルとTシャツ。『ブルース飲むバカ 歌うバカ』を販売するわけにはいかなかったんだろうか。 ※レビューはここ
ピアノ、ベース、ドラム、
バリトン、ソプラノ、テナー、アルトサックス
トランペット×3、トロンボーンの編成
ボーカルの吾妻さんはギターもひく。
メンバーはみんな本業が勤め人なので、有給休暇のやりくり・日程調整がたいへんなのだとは前に耳にしたことがある。
(よって「バッパーズ全国ロングツアー開催」などは夢のまた夢)
今日もメンバー1名が「業務にて欠席」につき、代役。
---以下、おぼえているMCを中心に。(メモを取っていないので曲の抜け漏れあり)解説・感想は後段---
1曲目は『最後まで楽しもう』
助っ人で来てくださったこの方、実は飲み屋でひっかけました。
ベルギー大使館で酒飲む会があったとき、勤め先が近いもんだから、ひょこひょこ出かけていったら、この方が演られてたんで、声かけた次第で。
実は日本有数のトランペッターだと知って、失礼いたしました。
われわれも結成29年と、大台にさしかかったところで、なんと大きな変革が!
いままで、蝶ネクタイを各自に配布していたんですが、カミさんが「洗濯がいやだ。勘弁してくれ」と言うので、今回から”各自の自前”になりました!変革です。
みんなどっから手にいれたの?(順に訊いていく)
テナーサックスの西川文二「ダイソーで買いました」
「100円かよっ!」
これって、関西弁だっけ?
(関西出身のベース・牧に確認)
ちがう?ほんと?
(牧:「違う、違う」)
すいません、バリバリの東京弁でお送りします。
『バッチグー』
ちょ、ちょっと息が苦し…曲目まちがえたかも。
もうちょっと考えろ!(と、ベースのせいにする)
いっつも居酒屋で飲みながら曲目決めてるんですが。
今回は中野。ギョーザ150円なのね、そこの店。
飲みながら、あっ、これの次にはこれにしようぜ、なんて。てきとうにやっちゃってます。
そういえば、仲間うちで「ブルース書道」なんてのが流行りました。
あいだみつお風に書くの。
「スリーコードでも いいじゃないか ブルースだもの みつお」
なんてことをしゃべりながら、ちょっとでも休もうとしてます。
曲をやっていると、いろいろ、つくった当時について思いを馳せたりもするわけです。
われわれは、たいていライブ前に飲みにくりだすわけですが…長野。あそこは教育県、のせいなのかなんなのか、駅前に飲み屋が少ない。ようやっと見つけた店にそれ、ってんで入ってったら、ひでぇぼったくり。
非常に思い出ぶかい曲になります。
『150~300』
次の曲はほんとね…期待しないでください…自分でもあんまりヒドイ出来なもんだから音源化もせずじまい。ただ、歳時ものなんで、毎年、この時期のライブ限定でよみがえるという。まさにタイトルにふさわしく。
メンバーにメーリングリストで曲目リストを流してるんですが、そんとき「盆」が「貧」になってても、だ~れも気づいてくれやしないの。
一人だけ、康蔵(ソプラノサックス)が気づいて指摘してくれたけど。その節はありがとう!
では、いきます。
(歓声)
や、ほんと、オーイェーとか声かけてもらうほどのもんじゃないですから。
お連れの方と歓談でもしながら聴いていただけたら有難いかなっていうか…。
クリスマスの曲は数あれど、お盆の曲はただひとつ!
『Big 盆 Boogie』
しかし、酒も「飲みすぎると死ぬぞ」と脅されまして。
や、さすがにそこまでダイレクトには言われませんが。「死ぬ」まではいかないにしても。
はずかしながら、このトシ風貌にしてパワーヨガを始めたんです、カミさんに連れられて。
20人くらいの教室で、5~6人はおっさんがいるわけですよ、で、「ウーッ」とか呻き声が聞こえてくる。おっさんたち、体かたいから。
でも、その甲斐あって、めでたく逆三角形になりました。
(歓声)
上からはかって、106、95、92、みたいな。
ゆるやかな・・・逆三角でしょう?
(歓声)
これは新曲です。
久しぶりに会った友達が、どこの誰か思い出せないうえに、ヤな奴だったという。
『あいつ誰だっけ』
B面始まりは『やっぱり肉を喰おう』
曲自体は古いものの、時世が変わるたんびに、内容を変えて歌ってる歌を…。
浅い知識を総動員したら、なんだかうすっぺらい内容になってしまって申し訳ない。
『物件に出物なし』
続きましては、山口三平のバリトンでお送りする…。
糸井(アルトサックス)に「素敵な糸井のアルトで」と言ったら嫌がるのに、三平は嫌がんないね。
なんで?お前ら、学年がそんなちがったっけ?何ヶちがうの?
あ、トシの違いを「学年」って、70過ぎても言っちゃうそうですね。
(山口:「糸井には『素敵な』とか言うからですよ」)
ああ、確かにバリトンは「素敵な」とか言いにくいもんなあ。なんか形容詞をつけよう。
それでは「地を這うような」バリトンでお送りします。
『On The Sunny Side Of The Street』
『大学出たのかな』
アンコール
『栃東の取組みたか』
『ゴミの日来るまで』+α
---以下、解説と感想----
>『最後まで楽しもう』
トシをとると、体にも無理がきかなくなるけど、せっかくの週末なんだし飲んで騒ごう!遅くまで!という趣旨。週末ライブの始まりにはぴったり。
>「蝶ネクタイ自前」
「もともと家にあった」という意見がちらほら。
「100円」は最安値で、「2600円」という高級品もあり、質はまちまち。
>『バッチグー』
方言がどうこういうんではなくって、時代が古い「死語」のオンパレードの詞。
「ハッスル」「ビビッと」「エレキがテケテケ」「赤玉ワインでメートルあげて」「国電に乗って」など。
>「スリーコードでも いいじゃないか ブルースだもの みつお」
ブルースはコード進行が少ないことから。
吾妻光良&スウィンギング・バッパーズは、管楽器も多く、ジャズにも聴こえるけれど、根はブルース。
(ジャンピング・ブルースというらしい。盛んだった年代は古く、吾妻さんたちが得意とするのは1930~40年くらいとか。新曲をつくる際のうち
あわせで「いつも(俺たちがやっている曲)よりも、10年くらいは新しめでいこう」と言ったら、メンバーに「それって、(現代より)50年前の古さってこ
とですよね?」と確認されたとのこと)
>『150~300』
頭にクることがあって、血圧が上がって困るよ!という歌。
一人頭、15,000円ぼられる飲み屋の話が出てくる。
>『Big 盆 Boogie』
夏限定・ライブ限定。
メーリングリストで曲目を連絡しあう、というところ。気乗りがしないところは皆が読み流してしまうところに、勤め人らしさを感じた。うっかり漢字
の書きまちがい、というのを『大学出たのかな』で歌にしているけれど、「貧」と「盆」は、タイプミスもちょっと無さそうなので、わざと試したのではないか
と思う。
イントロ部分で目を見開いておばけの真似?をしたのは、Screamin Jay Hawkins「I Put a spell on you」かな。
(http://
次の曲のMCで、Cab CallowayとScreamin Jay Hawkinsの話題をふっていたから、なおさらそう思うのかもしれない。
>『あいつ誰だっけ』
ばったり会った友人が、名前が思い出せないどころか、つながりすらあやしい。
小中高大、教習所?サークル?考え込むうちにも進む話で「ヤな奴」だということだけは思い出した。
「いやあ、ベンチャー企業たちあげちゃって」と言うわりに、財布の中の黄ばんだ札はなんだ?
「ドンペリにも飽きたよね」と言うわりに、持ってる居酒屋のクーポン券は?
頭が疑問符だらけになるよ、という曲。
顔に見覚えがあっても、つながりを思い出せないのは、あるある。
>『やっぱり肉を喰おう』
肉を食わなきゃ元気も出ないよね、景気づけて行こう、という曲。
「バイキンなんか恐くない 洗い流せるさ ビールで」⇒「狂牛病も恐くない 発病するまで15年」に替わっていた。
>『On The Sunny Side Of The Street』
バリトンのソロで始まる。
※これより前に、糸井将博のソロで始まる曲があった。
>『大学出たのかな』
なんだか色んな知識がぬけおちていくけど、何やってきたんだっけ、と自嘲気味にふりかえる。
「テレビ見ていて気がついた スペインじゃないんだトリノって」⇒「外人じゃないんだ オグシオって」
「あるある」と思ってしまったが、そこに共感する曲じゃない。はず。
>『物件に出物なし』
もとは『A COTTAGE FOR SALE ~物件に出物なし』
「うまい話には裏があるよ」という内容で、お得物件だと思って買ったら、続々といわくが判明してきてマイッタ、というもの。
2006年のライブ音源ではサビが「物件に偽装アリ」とされ、逐一、歌詞が当時の時事用語に置き換わる。
(折りしも、姉歯事件があったころ)
今回は何をあててくるのか楽しみにしていた。角界かな、コメかな、と考えを巡らせていたら「物件に出物なし」⇒「アメリカにも金はナシ!」
サブプライムローンからつながる、リーマン・ブラザーズ破綻の話でした。
仕事がはやい。
「保険業界たいへんだよね
俺には関係ないと思ったら 車の保険がAIG!」
>『栃東の取組みたか』
栃東と朝青龍の取組みを見たか?あの張り手を、鼻血を!という内容。
CD未収録。
>『ゴミの日来るまで』+α
合いの手の渡辺康蔵がとちって、ぐだぐだになってしまったのでブギ(『Dripper's Boogie』)で〆になった。
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LIVE前の夕食は、敬意を表してカツ丼にした。
「美味しとんかつ 弥盛亭」
(http://
『俺のカツ丼』は演奏されなかったけれど、『やっぱり肉を喰おう』が聴けたので満足。
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